【食品・水処理・電子機器向け強力メッシュフィルターの製造】|TPM優秀賞受賞企業

他社で出来ない!やりたくない!そんな仕事にこそ価値がある。

産業資材用モノフィラメント製織の匠  当社の品質は、TPM活動により作られています。 

日本有数のドルニエ織機の台数を誇る工場

 

 

 

【当社が目指す理想の現場】

 

●常に考える!難題に挑戦し、差別化する魂を燃やし続けること。
●最高の設備状態を保ち、最高の品質を作る活動を永続すること。
●機械を愛し、製品を愛し、人を愛する。そんな人材を育てていくこと。
●油一滴垂れていない、輝きのある製造環境を構築すること。
●地球環境を愛し、工場の省エネ化をとことん追求していくこと。

 

 

 

【お客様に対しての心掛け】

 

●常に真摯な姿勢を忘れないこと。
●他社がやりたがらない仕事に積極的に挑戦すること。
●きめ細かな個別ニーズに対応し、顧客目線での品質を一番に考えること。
●精密な織物を作り、例え5年に一度の注文であったとしても、前品とまったく同一品をご提供すること。

 

 

・・・織物と地球環境に対しての思い・・・

88年という年月を織りの専門企業として過ごしてきた当社ですが、一企業として今後どのように社会的責任を果たしていくべきか?市場が織物に対して求めているものは何であるか?それらの問いについて考えると、当社の未来図が浮かんできます。
「他社がやりたくない仕事を積極的に受けて行くこと」それは更なる技術の向上とビジネスの本質である、お客様の「困った」を解決することに繋がっていくと考えております。
また、ここに来ての時代の変化は著しく、特に脱炭素に向けて日本は今後、凄まじいスピードで変化して行くと考えております。
弊社の製品は様々な環境分野に使用されています。特に、近年は水処理フィルターなどを中心に様々な分野への展開が進んでおります。
改めて、弊社の製造する製品は地球環境に対して様々な面で貢献していかなければと、身の引き締まる思いです。
これからも、弊社は一織物企業として社会の為に何が出来るかを問い続け、社会的責任を織物を通して果たしていく所存で御座います。

 

事業内容

 

食品・水処理・電子機器・自動車業界向けのメッシュ(フィルター用メッシュ,補強材用メッシュ)を製織

 

当社は織物企業であり、最終加工は全て他社にて行っております。

 

【当社で主に扱う製品】

 

●タテ糸とヨコ糸の種類が違う織物
●低速で製織しなければ糸の削れカス(スカム)が多く発生してしまう織物
●とにかく外観にこだわり、糸へのダメージを抑えたい織物
●製織時、製品に強いテンションが掛かる織物

 

その他、様々なお客様の個別ニーズに対応する為の生産体制を目指しております。

 

 

生産工程

 

ころがし整経引き込み工程日本有数のドルニエ織機の台数を誇る工場織物検査

 

整経工程
織物の経糸(本数,長さ,張力等)を揃えて整える工程です。
織物を作る上で非常に重要な工程であり、もし一本でも経糸のテンションに緩みが生じた場合、製織中に経糸が切れてしまったり、織物の見た目が変わってしまうなどのトラブルが発生してしまいます。
その為、当社では糸を自動運転にて巻いている最中は、糸の通る道を入念にチェックし、糸が通るべき道から外れていないか、どこかに引っ掛っていないか等をしっかり確認しています。
また、ボビンをセットする際は、糸の巻姿,色ムラ,キズなどを入念に確認して作業をしています。

 

引き込み 
引込みとは、綜絖と筬に整経で揃えた経糸を一本一本細い穴に通して行く工程です。当社では小ロット多品種に対応する為、この工程は全て人の手によって行われています。
綜絖とは経糸を上下させ、緯糸が通る道を作る部位です。上下のパターンなどによって織物の組織を変化させます。
筬は織物を注文通りの巾や形に作り上げて行く部位です。
綜絖と筬に糸を通す順番などは、製品により決まっており、作業者は順番を間違えないようにしっかりと作業標準所通りに作業を進めて行きます。

 

機織工程 
準備した仕掛けを織り上げていく工程です。
作業内容は、仕掛け替えがメインになります。その他にも機械のメンテナンス(保全作業)や品質チェックなどが主な作業内容です。
仕掛け替えは1日に平均1,2回あり、作業者は汚れやすい作業を行う為、5S活動には特に力を入れて行かなければならない現場です。目標は、「油一滴工場の床に垂らさない」クリーンな製造現場を構築することであり、それが品質保証の観点ではとても重要だと考えています。

 

検査工程 
出来あがった織物に不具合が発生していないかを確認し、生産現場に製品の合否を伝える工程です。もしも不具合を発見した場合、直ぐに機織工程に連絡が行くようになっており、不良の発生や再発防止に対して、常に目を光らせています。
また、月に一回行う「異物会議」では、月毎の品質結果を皆と共有することで、品質の現状把握を行い、次月の品質向上に向けた流れを作っています。

 

企業概要

当社は1933年より甲斐絹、人絹織物業としてスタートしました。
その後、会得した製造技術を基礎に、1957年より産業資材織物の協力工場に転換。
現在は、産業資材織物工場として、あらゆる産業分野(水処理・自動車・食品・電子機器)に使用されるメッシュ織物,強力網,補強網を製造しており、市場も国内のみならず世界各地に拡がりを見せております。

 

【商号】   西忠産資工業株式会社(ニシチュウサンシコウギョウカブシキガイシャ)

 

【所在地】  〒409-0501 山梨県大月市富浜町宮谷1535-1

 

【創業】   1933年

 

【資本金】  7,500万円

 

【代表者】  代表取締役社長 西室忠明

 

【従業員数】 24名(2022年12月時点)

 

【電話番号】 0554-23-1147

 

【FAX番号】 0554-23-1810

 

【E-mail】   nisichu@nisichu.co.jp

 

【生産設備】 レピア織機 グリッパー織機

 

 

沿革

1933年    山梨県大月市七保町下和田にて甲斐絹、人絹織物業開始

 

1957年    現株式会社NBCメッシュテックの協力工場に転換後、工業用強力網の製造開始                     
1970年    会社設立 商号 株式会社西忠 資本金4,000,000円

 

1985年5月  資本金16,000,000円に増資

 

1985年7月  資本金24,000,000円に増資

 

1986年3月  資本金36,000,000円に増資

 

1986年10月 大月市富浜町宮谷1535番地に移転 西忠産資工業株式会社に商号変更

 

1988年10月 資本金50,000,000円に増資

 

1991年6月  資本金75,000,000円に増資

 

2002年    TPM導入

 

2005年    TPM 優秀賞第2類受賞

 

主な社内活動

 

当社は、ただ単に「もの」を作る企業ではありません。

 

さまざまな社内活動を通し、人材の育成や品質の磨き込みを継続することが、本当に信頼のおける製品作りに繋がって行くと考えております。

【5S活動】

弊社は、油一滴、チリ一つ床に落ちていないクリーンな製造環境目指しております。高品質の製品を作り込む為には、この5Sの徹底が特に重要であると考えております。

【異物会議】

月一開催。品質基準が厳しい製品はこの会議に掛けられる。検査が主体となり、品質上の問題点を話し合う。現場と検査で情報の共有化を行い、品質を磨き上げる会議。

【なぜなぜ会議】

不良品が発生した際に、急遽行う会議。なぜ発生したのかを発生させてしまった作業者がまとめ、再発防止策も考える。その後、全員の前で発表し、再発防止の為の情報共有を行う。再発防止策と人材育成の要となる会議。

【ワンポイントレッスン】

品質向上、作業能率の向上、コスト削減など、様々なテーマで各現場一人一人が改善案を出し、優れた改善案を表彰する制度。

【DQM会議】

月一開催。お客様より頂いたクレームから、隠れたニーズを導き出し、顧客目線で考えることにより、具体的な品質向上を実践して行く為の会議。

【TPM活動】

2005年度TPM優秀賞第2類を受賞。生産性と品質の向上、コスト削減と短納期を実現する全員参加型の小集団活動。 

 

日本プラントメンテナンス協会様よりTPM優秀賞第二類を受賞しました。 日本プラントメンテナンス協会様よりTPM優秀賞第二類を受賞しました。 日本プラントメンテナンス協会様よりTPM優秀賞第二類を受賞しました。

 

弊社に対するご質問等

 

お問合せフォーム

 

採用情報

 

現在、男女問わず募集しております。仕事内容は、やる気があれば誰でも出来る仕事です!学歴も必要ありませんので、お気軽に下記の電話番号までお問い合せ下さい。
(TEL) 0554-23-1147

 

西忠産資工業,合成繊維網